タテルヨシノ銀座
2009年 07月 06日
励ましのお言葉を頂き、嬉しい限りです。
好きで始めたことが辛くなる・・・
期待に応えようと能力以上のものを自分に求めてしまう・・・
でも、この苦悩がないと人は成長しないですよね!
そんなわけで、今日は「タテルヨシノ銀座」へ行って来ました。
言わずと知れたパリの「ステラマリス」、オーナーシェフの直営店。
以前、パリからの帰国便でお世話をさせて頂きましたが、
あれから数年・・・ようやく訪れることができました。
12Fにあるレストランからは東京タワーが見渡せ、ちょっとしたおのぼりさんには
嬉しい景色(なんか高いところって楽しい~!)。
やや広ずぎるフロアが体育館のようですが・・・失礼。
紫陽花を思わせるお花。今年は明月院へ行く暇もなく・・・
最初のアミューズ、グジェールとプチタルト。
グジェールはアミューズの王道ですね。
中にパテを挟んだり、付け合せに添えたり、万能な一品。
カタクチイワシのマリネ、ナスのキャビア添え。
柔らかいカタクチイワシの味わいが、シャンパーニュに合います。
前菜は人参をまとったフォアグラのフォンダン、トリュフの風味。
美しいグリーンのソースはヨモギのジュレです。
綺麗な色彩の配色は見てるだけで楽しいですね~
人参を崩さずに盛り付けするのが大変そう・・・
食べるだけではなく、どこへ行っても厨房が気になります(笑)。
メインはハタのヴァプール、あおさのりのクーリーとともに。
磯の香りが夏らしい一品です。
最近はフレンチもバターを極力使わず、軽い仕上がりが多いので、
お教室でもメタボにならない、ヘルシーフレンチを目指したいと思います!
デザートは、ハーブの香りをバランス良くまとめた一皿。
涼しげなデザート。池の中に浮かんでいる植物たちのようです。
透明な球体はシャルトリューズのジュレ。
130種の薬草で香り漬けしたリキュールです。
ぷるんとした球体状の中からはシャルトリューズの液体が・・・
やはり作り方はアルギン酸水溶液に浸す方法。
エル・ブジの技法は世界中、どこでも取り入れられていますね。
お教室でもトライしたいのですが、そこまでいくと化学のお教室です(笑)。
小菓子たち。
おっと、マカロン登場です。
マカロンなら負けませんよ~!と意気込んだのですが、
中にはシトロンのクリームとジュレがダブルで挟んであり・・・
う~ん、恐れ入りました。
かくして、しばし息抜きのひとときを楽しんだ午後でした。
by chacochaco2008 | 2009-07-06 00:35 | 食べ歩き