スリオラ
2011年 06月 29日
今、美食家たちの間で話題のレストラン。
最近のフレンチはあきらかにスペイン料理のトレンドを受け、
最先端のヌーベルキュイジーヌに期待が高まります!
スタイリッシュなテーブルセッティング。
素敵です。
夜のメニューは、全12品というシェフのお任せコースのみ。
まずは、アミューズ登場。
桃のパウンドケーキ、アンチョビ、松の実添え。
桃のパウンドケーキって??
口に入れると、ほんのり甘い桃の風味とアンチョビの塩気が絶妙です。
美味しいです!アミューズが美味しいとその後のお料理も期待大ですね。
冷たいアボカドのムース、ブラッドオレンジ、オリーブオイルのスープ。
一見、ガスパチョのように見えますが、トマトは使っておらず・・・
ブラッドオレンジとスパイシーなオリーブオイルを同時に頂くと
不思議にもトマトの味わいがします。
色合いも美しく、芸術的。
さて、お店のスペシャリテであろう、
フォアグラのテリーヌ。
こちらもどうみてもフォアグラには見えず、スイーツのようですが・・・
ナイフを入れると中からは・・・
とろりとしたプラリネクリームが登場~。
すごーく美味しい!
フォアグラと甘みのあるソースのマリアージュが最高です。
どうやって作るんだろう~、感動。
帆立のブニュエロ。
本来は鱈のすり身で作る代表的なスペイン料理。
ふわふわの食感が美味しいです~。
上に添えてあるのは辛し水菜。
エンダイブとビーツのソースを添えて・・・
アカハタのポワレ、バジルとニンニクのソース。
弾力があり、ぷりぷりとした身が美味しいハタ。
コラーゲンたっぷりで嬉しい(笑)。
上には薄ーく伸ばしたピザ生地のチップ。
ようやくお肉料理です。
今、流行りの酵素豚のロースト。
飼料に酵素を加え、健康体の豚を育て、最後に岩塩を食させるという飼育。
無菌状態のため、ギリギリの火入れで旨みを味わえるとのこと。
柔らかくもしっかりとした肉質、とっても美味しいです!
ガルバンゾーのピュレ、キルシュのソースとともに。
焼いてはルポゼの繰り返しで、2時間以上かけて火入れをするらしい・・・
うーん、家ではできない(笑)。
さらにお肉料理がもう一品。
牛ホホ肉の煮込み、シェリー風味のソース。
とろけるようなお肉。
ソースとの相性も絶妙ですね。
最後に、アロスカルドソ。
いわゆるスペインの雑炊です。
アサリ出汁に野菜の甘みがじんわりと染み込んだ、身体に優しい味。
こちらも絶品!
この後、デザートに辿り着きますが、続きは明日・・・
by chacochaco2008 | 2011-06-29 01:44 | 食べ歩き