ピアット・スズキ
2009年 03月 26日
狭い店内はいつも満席。今回もテーブル席では予約が取れず、カウンターへ。
オープンキッチンの内部が見渡せるので、特等席でもあります。
シェフの鈴木弥平氏は、もともと麻布十番の名店「クッチーナ・ヒラタ」にいらした方。
クッチーナ・ヒラタといえば、メニューがないことで有名。
お任せで美味しいものを頂くのですが・・・値段がわからないところが怖い。
隣りの席にキムタクがいたり、毎回サプライズありのお店です。
で、ピアット・スズキはメニューがあります(笑)。
クッチーナ同様、メニュー以外でもいろいろな調理法でお出ししてくれます。
今回も我儘を言って、アレンジしてもらいました。
アミューズには金目鯛の炙り。これが、とても美味しかったです!
まずは、ヤリイカと季節野菜のフリット。
今が旬のヤリイカはとても柔らかく、ふきのとう、たらの芽など日本の食材を
混じえたフリットはボリュームたっぷり。
サザエのガーリック焼き。
真ツブのように大きなサザエは食べ応え十分です。
エスカルゴバター風味は、自ずと白ワインが進みます~
パスタ・ジェノヴェーゼ。
こちらはもともとガルガネッリでしたが、スパゲッティに変更してもらい、
ジェノヴェーゼ本来の味を楽しみました。
イタリアのジェノヴァは電車で通っただけなので、本場ジェノヴェーゼなるものを
未だ食べたことがありません・・・いつか食べたい!
待望のモリーユ茸のリゾット。
シェフに伺ったところ、空輸で取り寄せたフレッシュモリーユだそうです!
2日間、水につけて砂出しをし、再び乾燥させたという手間のかかった処理。
カウンター越しに「あまりにもガン見してるから、ふんだんに入れました」と、シェフ。
こちらもタリオリーニからリゾットへ変更してもらった一皿。絶品です!
もうメインが入らず、ドルチェへ。
ザバイオーネ。
通常のサヴァイヨンとは違い、珍しいケーキ仕立てのドルチェです。
相変わらず、独創性のある美味しいイタリアンを頂きました。
肩肘はらずに好みのスタイルで楽しめる、大人の隠れ家ですね。
いつも満席で隠れ家とは言えませんが・・・
by chacochaco2008 | 2009-03-26 00:00 | 食べ歩き