七草
2009年 06月 09日
野菜料理を中心とした割烹、「七草」へご案内頂きました。
見逃してしまうような、小さな入り口は風情ある趣き。

どこか、ほっこりする古民家。
こういう雰囲気のお店って、いいですね。
思わず、東京の中心にいることを忘れてしまいます。
店主は女性の前沢リカさん。素敵な方です!
最初は、おもてなしの温かい気持ちで迎えられたような
じゃがいもとセロリのすり流し。

優しい味。自然な甘みが、喉元を過ぎていきます。
白瓜、ずいき、岩茸の胡麻酢和え・・・サッパリ味で食欲増進!
そして、丸茄子、そら豆、ズッキーニの湯葉あんかけ。

とても美味しい。なんだか幸せになれる料理です。
この後、トマト、わかめ、オクラ、スナップエンドウの煮びたし。
この食感の違う食材を見事に調和させ、それぞれの歯ごたえが絶妙。
そして、一押しの玉子焼き。

関東風の甘い味付け。ごはんが欲しくなりますね!おいしい~
干しあんずの白和え。

濃厚な白和えは、まるでチーズのような風味。
白ワインにも合いそうな一品です。
新ごぼうと実山椒、お茶の葉の天麩羅。

実山椒の香りが、ごぼうのアクセントになっていて面白いです。
高野豆腐、桜海老、加賀太キュウリの炊き合わせ。

実にお出汁が美味しいですね。桜海老も綺麗。
この後、豚の角煮、レンズ豆と白米のお茶漬けを頂きました。
水菓子は、白玉にも見えるお豆腐の寒天。

カワイイ!ランダムのようで、計算され尽した球体豆腐の配置。
器も料理に合わせて、趣向を凝らしたもの。
ひとつひとつの料理を目で楽しみながら、じっくりと味わいたい。
いろいろな料理を食べ尽くした大人が辿り着く、そんな素敵なお店でした。
by chacochaco2008 | 2009-06-09 23:37 | 食べ歩き


