ル・マンジュ・トゥー
2009年 06月 10日
実は以前から行ってみたかったのですが、なかなか機会がなく・・・
今回はコルドン・ブルーの同窓会で訪れました!
静かな裏通りに、ぽつんとあるお店。
控えめな外観からは想像がつきませんが、
2階へ上がるとスタイリッシュな空間が広がります。

真っ白なリネンにクリストフルのシルバーウエア。
ナプキンのディスプレイも素敵ですね。
メニューはおまかせコースのみです。
アミューズは、ブルゴーニュ産エスカルゴの串揚げ。

ほんのり甘みのあるシェリーソースが、上品なとんかつソースって感じです(笑)。
最初の前菜は、北海道産オオメマスのスモーク、
炭化させたモロッコ産アルガンオイルのソース、こごみ添え。

最近、アルガンオイルというのが密かに流行っているらしい。
食用と化粧品用があり、ビタミンEが豊富でアルガンオイルの
全身マッサージとやらは究極のエステとか・・・。
しかし、そのアルガンオイルの炭化って、どういうこと?
確かに炭の香りが感じられます。
そら豆の寒天寄せ、フィーヌゼルブのソース、サマートリュフ添え。

美しいですね。
懐石料理もフレンチも、お皿の上の芸術ですよね。
そして、兎のテリーヌ、鶏と赤ワインのフォン。

兎はコルドンの上級コースでも実習がありましたが、
豚の血でつなぐシベというソースを学びました。
ソースに血を入れるって、ちょっと抵抗がありますが・・・
淡白な兎の肉質には赤ワインなどの濃厚な風味が合うようです。
真鯛のポワレ、西京味噌とウニのソース、パラフィン・ド・サンジャック添え。

手前のスプーンがソースです。日本の味!
パラフィン・ド・サンジャックは、その名の通り、帆立のパラフィン。

作り方を教わり、非常に簡単なのですが・・・
絶対に同じようにはできない気がします。
オックステイルの赤ワイン煮込み、葉にんにく、紫わらび添え。

ソースが黒すぎて、なんだかわかりませんよね・・・スミマセン。
これ、何回撮っても無理(笑)。
デザートは、お口直しにフルーツカクテルが出た後、
抹茶風味のビスキュイに抹茶アイスクリーム。

抹茶アイスクリーム、とても美味しかったです!
ソルベのような食感・・・サーモミックスで作っているのかな?
小菓子たち。

ミニマカロンにミニカヌレ、ミニパート・ド・フリュイ。
アクセスが不便でありながら満席の店内は、谷シェフのお料理に
魅了されるお客様が多いのでしょうね。
気さくにおしゃべりをして下さるシェフ、料理修業させて欲しいです。

by chacochaco2008 | 2009-06-10 23:28 | 食べ歩き