オルタシア
2011年 03月 07日
昨年オープンしたばかりの、まだあまり知られていないお店・・・
こういうお店を開拓するのが楽しい!
最近、入り口がどこかわからないというところが多く(笑)、
かろうじて看板のある扉を開けてみると・・・
天井が高く、地下とは思えないゆったりとした空間。
スタイリッシュなインテリアに期待感が高まります!
ランチは、全24種類の料理の中から
前菜、メイン、デザートを選択するプリフィクススタイルです。
すごく迷う~。どれも美味しそう~。
さんざん迷って、ようやくオーダー。
シャンパーニュはアイ村のガティノワ。
ボランジェ、クリュッグなど、グランメゾンが畑を所有するアイ村。
良質なピノ・ノワールが産出され、その貴重な畑を巡って
争奪戦が繰り広げられるくらいです。
とっても美味しい・・・
クリュッグの面影を感じるといってもよいほど、
素晴らしいフィネス。
シアワセ~
まずは、アミューズ。パルメザンチーズのムース。
お教室で皆様に、「アミューズをゆっくり楽しんで、ワイン選びをしましょう~!」と
熱く語りましたので、私も実行しなければ(笑)。
前菜は、有機野菜のタルタル、キタアカリとチーズのスープ。
春らしい一皿ですね。
ブリュノワーズに切った諸々の野菜に、風味豊かなスープがかかっております。
身体に優しく、それぞれの野菜の旨みが凝縮されています。
本日のお魚。
穴子のポワレ、赤ワインソース、白子のフリット添え。
芸術的なプレゼンテーション。
絵画のように美しいですね。
柔らかくポワレされた穴子の下には、とろけるような白子が・・・
周りにはカレーソースと一味唐辛子?のようなパウダー。
グラスワインといえども、ソムリエの千葉氏にご相談。
カリフォルニアワインに力を入れているという、珍しいラインナップ。
フレンチというとフランスワインが主流になる中、とても面白いと思います。
せっかくなので、カリフォルニアのシラーを。
メインは、蝦夷鹿もも肉の岩塩包み・カシス風味のシュブルイユソース。
シュブルイユとは、蝦夷鹿のこと。
蝦夷鹿のジュと赤ワインを煮詰めた濃厚なソースです。
お肉がとっても柔らかく、絶品です!
やはり、ジビエにはシラーが合いますね。
デザートは、杏仁風味のブラマンジェ・苺とハイビスカスのジュレ、
ホワイトチョコレートのソルベ。
綺麗なローズピンクが、美肌に効きそう(笑)。
とっても美味しいです。
奥には素敵な個室も・・・
この照明って、カッシーナで見たような気がする。
紙に書いてある文字が漢字だと、
途端に東南アジアになってしまうんですよね~(苦笑)
ここはやっぱり仏語といきたい・・・
最後に古賀シェフとお話しをさせて頂きましたが、
料理を通じて、人と人との出会いを大切にしたいとのこと。
まさに私も同じ考えです。
シェフと同じだなんて、あつかましい・・・スミマセン。
ワインもフレンチも一人では楽しめないもの。
美味しいものを囲んで、皆で幸せな時間を共有したい。
お教室でも皆様に幸せになって頂けるよう、
もっともっと美味しい料理を作りたいと思います!
今月26日のワイン会も、今から料理の試作に励んでおります。
いつものお教室のスタイルとは少し変えて、
和のテイストを多く取り入れていく予定です。
どうぞ、お楽しみに~!
by chacochaco2008 | 2011-03-07 14:13 | 食べ歩き