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続・草喰なかひがし   

2011年 08月 04日

「草喰なかひがし」の料理を一日で語りきれず、後半編です(笑)。
いや、正直、二日かけても語りきることができない・・・。
料理への姿勢やおもてなしの心など、学ぶところばかりです。

お椀は、賀茂ナス、イワナの葛たたき。

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上に添えられているのは萱草。忘れ草とも呼ばれる、夏のお花です。
イワナもふんわりと柔らかく、絶品でした。

鯖のなれ鮨。

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昨年の5月に漬け込んだというもの。
鮒鮨みたいなものですが、コースの途中で頂くと、
味わいの流れが変わって美味しいですね。
なれ鮨の奥に添えられたキュウリのムースが、強烈な酸味を中和してくれます。
ふわふわのメレンゲが口の中で溶けて、まさに泡雪のようです。

お口直しに、ナイアガラのワイン。

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甘みがあって、とてもフルーティーなワインです。
もともとはアメリカの品種ですが、日本では山梨や長野で
甘口白ワインとして生産されております。
和食でナイアガラを頂いたのは初めてですが、
料理とのマリアージュが素晴らしいですね、勉強になります。

酢の物は、きゅうりとシラス、赤紫蘇添え。

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すべての料理を通して感嘆するのは見事な包丁使い。
まさに職人技と言える、究極の技術です。
これは京都の名だたるお店の中でも群を抜いておりましたね。
(って、覆面ミシュランかよ~。)

さて、本日のメインといっても過言ではない、お食事です!
ご主人特注の土鍋で炊いた、名物の白飯。

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この白飯を食べずして、「なかひがし」を語れない。
ご主人と女将さんのこだわりによる、極上のご飯なのです。

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日本古来の伝統的なお食事であろう、丸干し、香の物。
この簡素な食事こそが究極の味。
蒸らし上がる前の白飯やお釜にできたお焦げなど、
料理の途中で何度も女将さんがお持ち下さいます。
美味しいものをとことんお出しして下さる、
そのおもてなしの心に感激しきりです。

デザートは、階下のカウンターで頂きました。
ご主人とあらためてご対面でき、ちょっぴり緊張~!

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生姜のソルベ、白桃、千成ウリ、ブルーベリー、マイクロトマト、ほうづきトマト、
アールグレイのジュレ。涼しげな盛り付けが美しいですね。
とても美味しかったです!

そして、最後には、2週間寝かせたという水出しコーヒーを
ご主人が目の前でお入れ下さいます。

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これが、何とも味わい深く、お代わりしてしまいました(笑)。
横に添えられているのは、古来のチーズ醍醐、黒砂糖の金平糖。
コーヒーと小菓子、フレンチのテイストでありながら
さりげなく和の世界に溶け込んでいるところが素晴らしいです。

カウンターの中に鎮座している、「竈さん」。

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もはや、神々しく見えてしまうのは私だけでしょうか。
ユーモアたっぷりのご主人のオーラと相まって、
「なかひがし」での至福のひとときは夢のようでした。
料理はもちろんですが、ご主人と女将さんにまたお目にかかりたい、
そんな温かい気持ちを抱かせてくれる名店です。
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by chacochaco2008 | 2011-08-04 13:01 | 食べ歩き

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