レスプリ・ミタニ、続き
2012年 05月 31日
冷前菜のあと、温前菜を数種類・・・
これまた、かなりマニアックなお料理ばかり。
リ・ド・ヴォーのソテー。
リ・ド・ヴォーとは、仔牛の胸腺肉のこと。
こちらもフレンチではお馴染みの食材ですね。
プリプリとした弾力があり、軽い煮込みなどにも用いられます。
そして、内臓の腸詰。
ニンニクが効いているので独特の臭みが抑えられ、美味しいです。
こういう個性の強い料理には、やはりワインが合いますね。
シャンパーニュをはじめ、シャルドネ、グルナッシュブラン、ピノ・ノワールと
何本開けたことか・・・6人で6本かな?
まだまだ、マニアック料理、続きます~。
牛の胃袋の煮込み。
と~っても柔らかくて美味しかったですね。
内臓料理は食材の鮮度が良くないと作れないので、
ミタニシェフならではのスペシャリテですね。
ようやく、お魚料理・・・
南仏の名物、スープ・ド・ポワソン。
とっても良い香り~。
甲殻類のビスクのような香りなのですが、甲殻類は入っていないとのこと。
グリュイエールチーズを添えたバゲットをのせて、頂きます。
う~ん、まさに南仏の味!
以前、ニースを訪れて、海岸沿いのレストランで食べた味と同じです~。
夏のニースは最高でしたねぇ。
メインは、ブレス産プーレ、一羽丸焼き。
プーレとは若鶏のこと。
フランス、ブレス地方のプーレは最高級とされ、
証明付きのタグが添えられております。
足先が黒いのが特徴です。
今回は丸ごと一羽をローストしてもらい、2皿に取り分けて頂きました。
柔らかくジューシーな肉質がブルゴーニュのピノ・ノワールに合いますね。
この後、デザートも6種類、オーダー(笑)。
もう、どんだけ食べるのー?!
久々に本格的なフレンチを頂いて、フレンチの真髄を再認識しました。
日本にいながらにして、本場の味を堪能した夜でした~。
by chacochaco2008 | 2012-05-31 20:27 | 食べ歩き