KENZO ESTATE
2012年 07月 31日
美味しいワインが飲みたいときはここ!という感じ(笑)。
5種類のワインをテイスティングできるコースがお薦めです。
ソーヴィニョン・ブラン、「あさつゆ」。
ソーヴィニョン・ブランの清々しい香りとともに、
余韻に残る柔らかい果実味のバランス。
計算され尽くした完成度が素晴らしいワインです。
前菜は、ムール貝と夏野菜のジェノヴェーゼソース和え。
写真を撮り忘れて、あわてて残りを撮影・・・
全体像はグリーンが鮮やかで、とても綺麗だったのですが(笑)。
ジェノヴェーゼは夏に美味しいですよね~。
ムール貝が美味!
柚子風味のビーツのマリネ、サンタンドレのサラダ。
酸味が爽やかなビーツとサンタンドレの甘みが合いますね。
カベルネ・フラン、「明日香」。
明日香を飲んでから、カベルネ・フランの評価が変わった革命的ワインです。
出来の良い年しかリリースしないという、貴重な2009年ヴィンテージ。
オーロラサーモンのミキュイ、パプリカのピクルス添え。
ミキュイとは半生状態のこと。
脂ののったサーモンに燻製がほどよく効いていて、とても美味しいです。
サザエとマッシュルームのソテー。
サザエとマッシュルーム、バター、肝のソースが絶品!
ソースが美味しすぎて、パンにつけたい・・・(笑)
カベルネ・ソーヴィニョン、「rindo」。
rindoはKENZOの代表的な赤ワインですが、
酸とタンニンのバランスが見事で、カリフォルニアワインの傑作と言えるでしょう。
続いて、「紫」。
先程のrindoに比べて、カベルネの比率が高くなります。
名前のとおり、紫の色調が濃くなり、
味わいもrindoよりも深みがありますね。
鴨もも肉のコンフィ、タスマニア産マスタード添え。
葡萄牛のロースト、バルサミコソース。
葡萄牛とは、ワイン用のブドウを食べて育った牛だそうです。
柔らかく、とても美味しいです。
最後のワイン、「藍」の写真を撮るのを忘れました~。
藍は、紫よりもさらにカベルネの比率が80%と高くなり、
もっともしっかりとした骨格のワイン。
スマートな力強さがあるものの、細かく繊細なタンニンが素晴らしい。
最後に「あさつゆ」の2007年をテイスティングさせて頂きました。
最初に飲んだ2010年とは、全然違う味わい。
そこで、ソムリエの方に「あさつゆ」の作り方を教えて頂きました。
ナパのワイナリー、ステンレスタンクで熟成中の写真。
ステンレスタンクで発酵後、ステンレスタンクで熟成、
さらに新樽、古樽を使って、オーク樽熟成。
この丁寧な熟成過程が、素晴らしいワインを作り出すのですね。
ワインもお料理も美味しく、大満足のひとときでした。
長嶋一茂さんがふらりとワインを飲みにいらしてましたよ~。
お鮨屋さんでもお会いするので、行くお店が同じなのかな(笑)。
by chacochaco2008 | 2012-07-31 11:28 | 食べ歩き