京料理 かじ
2012年 12月 22日
こちらの大将は以前、料理の鉄人で道場六三郎さんと対決し、
引き分けになったことがあります。知る人ぞ知る名店といった感じで
京都通の友人にご紹介頂いて、行って来ました。

京都御所の近く、ブライトンホテルからは歩いて行けました。
最近、お店をリニューアルしたばかりらしく、お祝いの胡蝶蘭がたくさん・・・
手前に新しい入口ができました。
最初に、かぼす酒を頂戴します。

お酒というよりも、サッパリしたジュースのよう、美味!
前菜。

季節の柿の器や紅葉のあしらいが美しいですね。
お椀。

蓋の裏には楓の模様が・・・
細やかな心遣いがなんとも京都らしい。

鱧をサッと炙り、上品なお味です。
最近、冬の鱧が美味しいということを知り、
鱧好きの私としては嬉しい限りです。
昼間からワインを頂く・・・(笑)

長野県、桔梗ヶ原といえば、メルローでしょう~。
メルシャンのフラッグシップワインでもある「桔梗ヶ原メルロー」は、
JALのファーストクラスにも搭載されておりました。
ちなみにこの写真のワインは違いますよ、
桔梗ヶ原地区で栽培されたメルローのワインです(笑)。
クリュ・ブルジョワみたいなものですかね・・・
あえて日本料理にメルローを合わせてみました。
お造り。

お刺し身により、3種類の味わいで頂けます。

生湯葉、真鯛、戻り鰹、ほうぼう、鱧炙り、
白イカ、帆立と盛り沢山です。
京都へ来て思ったのですが、昨日の千花さんといい、
懐石料理とはいえ、お料理の量が多いですね。
東京で頂く懐石は、器にほんのちょっとという感じで(笑)、
あまりボリューム感を感じないのですが。
合鴨と舞茸の朴葉焼き。

熱々の赤味噌と合鴨の相性が絶品!
メルローが合いますね~
胡桃豆腐。

炊き合わせ。

白飯と赤出し。

デザートは数種類からチョイスできるのですが、
きな粉と大吟醸のアイスクリームを。

後味にほんのり大吟醸の甘い香りが・・・美味しいです!
どのお料理も心がこもった丁寧なお味でした。
食べる側に対して最大限に美味しいものをお出ししたい、
そんな熱い思いがお料理に表れているような気が致します。
ご主人の梶さんのお人柄に惚れて、常連さんが通い続けるお店。
京都を訪れる際には、是非、またお伺いしたいですね。
最後まで通りに立って、お見送りして下さいました。

by chacochaco2008 | 2012-12-22 10:16 | 食べ歩き